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ユーコン XL(GMC Yukon XL 2000–2006年式)の「エンジン警告灯(チェックエンジン)」:考えられる原因と対処
ユーコン XL(GMC Yukon XL 2000–2006年式)の記録のうち、「エンジン警告灯(チェックエンジン)」を挙げているものは52件です(所有者の苦情 22件、リコール 3件、メーカー通知 27件)。技術文書に対処が書かれている原因は12件です。当たる記録の多い順に並べています。
技術文書に対処が書かれている原因(12件)
触媒の交換直後に出る P0420・P0430(慣らしが済んでいない)
この条件に当たる記録 4件
走行距離の少ない車両や、触媒コンバーターを交換したばかりの車両で、エンジン警告灯(SES)が点くことがある。
P0420 と P0430 の両方または片方が入っていることがある。
見分け方
対処法
- それでも診断が通らなければ、SI の診断を行い、必要な修理をする。
- 新車・低走行車でこれらのDTCがある場合、Tech 2でIPCのData Display/Data 1 ListにあるEngine Hour Meterからエンジン運転時間を確認する。
- 最後にエンジンを再始動し、DTC P0420/430の診断が実行される条件で車両を運転して、診断に合格することを確かめる。
- その場合はコードを消去し、ドライブサイクルを行う。
ほか 2手順・すべての手順・部品番号・出典を見る(出典 3件) →
カム山・リフターの摩耗による失火と打音
この条件に当たる記録 4件
エンジン警告灯(SES)の点灯、エンジンの失火、エンジンの異音の 1 つ以上の訴えがあることがある。
確認できた異音は、インジェクターを止めても消えず、カムシャフトの回転数(クランクシャフトの半分)で出る。
見分け方
対処法
- ロッカーアームのバルブ側を押して音が変われば、その気筒のリフターかカム山(または両方)の不具合の可能性が最も高い。
- リフターのローラーやカム山の摩耗が原因なら、失火/異音のある気筒は、比べる気筒よりカム山のリフト量が少ないはず。
- 異音が出ている間に、木製のハンマーの柄でロッカーアームのバルブ側、プッシュロッド側、側面を押さえ、どれが音を出しているかを調べる。
- ロッカーアームのプッシュロッド側でカム山のリフト量を測る。
ほか 8手順・すべての手順・部品番号・出典を見る(出典 6件) →
Reduced Engine Power(スロットルボディのコネクター・配線・アース)
この条件に当たる記録 4件
出力低下の表示と、P0120・P0220・P1516・P2101・P2135 のいずれかで入庫することがある。
TAC/スロットルボディ関係のコードは、スロットルボディのコネクターの配線のかしめの緩み、またはスロットルボディ回路の断線で入ることがある。
見分け方
対処法
- スロットルボディ関係の端子すべてに、配線のかしめの緩みがないか点検する。
- 断線は、ふつうスロットルボディのコネクターから 1〜4 インチ(=25.4–101.6 mm)以内で起きる。
- C/K トラックでは、アース G103 と G104 の電圧降下を SI の手順で測る。G103 または G104 が緩んでいるか腐食していることがある。
- 端子のかしめ不良か断線が見つかったら、該当する回路だけを修理または交換する。
クランクポジションセンサーの断続的な作動不良(8.1L、リコール 07V-521)
この条件に当たる記録 1件
クランクポジション(センサー)が断続的にしか作動しない、または完全に故障することがある。
作動が断続的だと、エンジン警告灯(SES)が点き、エンジンの回り方が荒くなることがある。
見分け方
- エンジン警告灯(チェックエンジン)
対処法
- 販売店はクランクポジションセンサーを交換する。
- 対策として、改良品のCKPを取り付ける。
- 請求の作業内容として記載されているのは、クランクポジションセンサーの交換と、Crankshaft Position System Variation Learn(クランク位置のばらつき学習)の実施。
- 部品: 12575172 Sensor, Crankshaft Position、1台につき1個。
燃料ポンプモジュールの配線コネクターの過熱(リコール 05V-155)
この条件に当たる記録 1件
燃料モジュールのリザーバー ASSY にある燃料ポンプ配線のコネクターが、一定の使用条件で過熱することがある。
燃料ポンプ ASSY 上部の4極コネクターの端子に、フレッティング(微小な擦れによる腐食)と抵抗の増大が起きることがある。
見分け方
- エンジン警告灯(チェックエンジン)
対処法
- 車載の排出ガス診断は約0.040インチ(=1.02 mm)以上の穴を検出し、service engine soon 警告灯を点灯させることがある。コネクターの位置は満タン時の燃料の液面より下にある。
- 販売店は燃料タンクとモジュールのリザーバー ASSY を取り外し、新しいサービスキットを取り付ける。
- 修理は、燃料ポンプ ASSY に修理キット 15824379 を取り付ける。キットには交換用のコネクター、交換用の燃料レベルセンサー、関連部品、説明書が入っている。
- カバーへの交換用コネクター部品の取り付けは新しい手順である。燃料レベルセンサーの交換は従来の SI の手順だが、この修理ではフロートを再使用する点が新しい。
ほか 5手順・すべての手順・部品番号・出典を見る(出典 4件) →
パージソレノイドの故障
この条件に当たる記録 1件
コネクターの微摺動腐食による断続的な警告
この条件に当たる記録なし(技術文書の記載による)
エンジン警告灯(MIL)・サービスランプ・サービスメッセージが断続的に点く、または各種のコントロールモジュールに診断コードが入る。
フレッティング腐食(微摺動腐食)の診断と修理についての見出し。
見分け方
- エンジン警告灯(チェックエンジン)
対処法
- 該当するコネクターを外し、絶縁グリース(dielectric lubricant)を塗る。
インテークマニホールドのガスケット漏れ
この条件に当たる記録なし(技術文書の記載による)
冷間時のアイドルで失火し、P0171・P0174・P0300 のいずれかが入る。
インテークガスケットのシールが吸気ポートのまわりで漏れ、リーン(希薄)になることがある。
見分け方
対処法
- シールがポートの下側で漏れることがあり、その場合はエア吸い(バキュームリーク)を見つけにくい。
- インテークのシールが漏れていると、MAF の値が通常より低く出ることがある。
- 200mm(7.87-in.)の範囲で 3mm(.118 in.)を超える反りがあるインテークマニホールドは交換しなければならない。
- インテークマニホールドの反りは、ランナーポート2つ分の幅だけで測定する。
ほか 5手順・すべての手順・部品番号・出典を見る(出典 3件) →
エンジン修理後の P0300(インジェクターのコネクターの差し違い)
この条件に当たる記録なし(技術文書の記載による)
気筒 5-7 と 6-8 のインジェクターコネクターは差し違えることがあり、失火の原因になる。
この失火は検出されないことがあり、減速時に起きることもある。
見分け方
- P0300
- エンジン警告灯(チェックエンジン)
対処法
- インジェクターコネクターの入れ違いが疑われる場合は、該当するSI(整備情報)の文書でインジェクターコネクターの配線経路を確認する。
- インジェクターコネクターの取り回しを直し、再度確認する。
DTC P0446 でエンジン警告灯が点灯(EVAP ベントソレノイドを交換)
この条件に当たる記録なし(技術文書の記載による)
見分け方
- P0446
- エンジン警告灯(チェックエンジン)
対処法
- EVAP ベントソレノイドを交換する。
後側ノックセンサーの腐食(P0332)
この条件に当たる記録なし(技術文書の記載による)
軽度から重度のノッキング(スパークノック。ふつう加速時にひどくなる)、エンジン警告灯(MIL)の点灯、またはその両方の訴えがあることがある。
点検すると P0332 が入っていることがある。
見分け方
対処法
- P0327 と P0332 が同時に入る場合は、インテークマニホールドの左後ろ上部、カバーのすぐ下にある 2 線式ノックセンサーハーネスの接続不良を点検する。
- インテークマニホールドを組み付ける前に、ハーネスを含めたノックセンサーの抵抗を測る。
- 後側のノックセンサーを交換し、センサーのまわりに RTV で土手を作って水が流れ込まないようにする。
スロットルボディのカーボン堆積によるアイドルのふらつき・Reduced Engine Power
この条件に当たる記録なし(技術文書の記載による)
走行距離の多い車両でスロットルボディにカーボンがたまると、ECM/PCM はスロットルプレートの開度を増やして補正するよう学習する。
カーボンが多くなると、アイドルのサージ(回転のふらつき)、減速時のサージ、踏み始めの息つき、Reduced Engine Power モード、診断コードの 1 つ以上が出ることがある。
見分け方
対処法
- SI の診断で原因を絞れないときは、スロットルボディの内径とプレートに目立つカーボンの堆積がないか点検する。
- カーボンがあれば、SI の Throttle Body Cleaning Procedure(スロットルボディの清掃手順)に従う。
- 車両によって異なるが、idle learn reset/reset idle learn は通常 Tech 2 の ECM メニューの Module Set Up または Special Functions/TAC System にある。
- スロットルボディのボアとプレートがきれいになったことを確かめたら、Tech 2/GDSでidle learn reset/reset idle learn(アイドル学習のリセット)を行い、症状を再確認する。
記録だけが挙げている原因
技術文書には無く、記録が原因として挙げているものです。苦情に書かれた原因は、所有者の判断や販売店からの伝聞であり、確認された事実ではありません。
- イグニッションスイッチの故障(1件)
関連する症状・診断コード・警告表示
上の不具合について、技術文書があわせて挙げているものです。
FaultCrate が公開の記録と技術文書から整理したものです。原因の判断と整備の方針は、車両を確かめたうえで整備する方が行ってください。件数は記録の数で、故障率ではありません。

