GMC Yukon ユーコン 2000–2006
この車種に多い症状:警告灯漏れ異音振動・シャダー失火・アイドル不調メーター・計器の異常空調(エアコン・ヒーター)腐食・錆
考えられる原因
図にない原因(47件)
- インテークマニホールドのガスケット漏れ1
- エンジン修理後の P0300(インジェクターのコネクターの差し違い)1
- アイドルのわずかな荒れ(診断コードなし・特性)1
- スロットルボディのカーボン堆積によるアイドルのふらつき・Reduced Engine Power1
- 「Stability System Disabled」表示・StabiliTrak の不要な作動(タイヤの摩耗差・サイズ違い)1
- OnStar モジュールの電気的な不良1
- Federal-Mogul 製の交換用ホイールハブの固定ナットの緩み(リコール 07E-106)2WD のみ1
- 前輪ハブベアリングのシールからのグリースのにじみ(正常・交換不要)1
- 加減速・段差・旋回時のきしみ音(リアロワコントロールアームのブッシュ。プロペラシャフトは交換しない)1
- アライメント作業時にアッパーコントロールアームブラケットの位置決めピンが無い1
- アースのリング端子の緩み・ずれ3
- 断続的なエンスト・失火・クランキングしても始動しない(C148/C149 付近での Ignition 1 給電線の断線)2
- VCIM(車両通信インターフェースモジュール)の電気的な不良、ソフトウェア2
- コネクターの微摺動腐食による断続的な警告1
- 修理から戻ったナビゲーションラジオでナビが作動せず「CD ERROR」表示1
- クランキングしない・Ign A ヒューズ切れ(ステアリングコラム支持ブラケットでの回路142の挟み込み)1
- ディスクを入れるとラジオにエラー表示(対応していないディスク形式・傷)1
- ヘッドランプスイッチで DRL・オートヘッドランプを消せない(カナダ仕様 RPO Z49、正常)1
- ステアリング中間シャフトの異音(コトコト音)3
- パワーステアリングポンプのうなり音1
- 天井内張りのたるみ(面ファスナーのパッチのはがれ。エポキシで再接着)2
- 電動格納ミラーの故障2
- ベンチシート(RPO AE7)のセンターコンソールアームレストのヒンジ破損(ふただけを交換)1
- ドアの下がり・開閉が重い(ヒンジピンとブッシュの摩耗・腐食)1
- フロントシート調整スイッチのノブのゆるみ・脱落(スイッチカバーだけを交換)1
- 運転席側の自動防眩ドアミラーの二重像・ゴースト(正常)1
- ミラーガラスの破損、緩み・ずれ2
- サンルーフの故障2
- ブロアレジスターとコネクターの過熱2
- 室内エアフィルターが無い(2003年式以降は設定なし、正常)2
- 空調アクチュエーターのカチカチ音(HVAC コントロールモジュールの再キャリブレーション)1
- リア空調のカチカチ音・リアの温度やモードが変えられない(DTC B0434/B3764、リア HVAC コントロールモジュール)1
- 空調コントロールモジュールのソフトウェア1
- シートベルトバックルの詰まり・汚れ、故障2
- エアバッグ警告灯の点灯とルームミラーの外気温・方位表示の不作動(エアバッグヒューズ切れ、回路1139のショート)1
- SDM・BCM の交換後に点くエアバッグ警告灯と B10011
- シートベルト警告灯の故障1
- 4L60-E の 3-4 クラッチの焼損1
- 4L60-E:インプットハウジング交換後の滑り・前進しない1
- 4L80-E/4L85-E の遊星ギヤのうなり音(1速・2速)1
- 電子制御トランスファーが切り替わらなくなる・DTC なし(連続操作による保護モード、正常)1
- トランスファーのスピードセンサーのコネクターのロックが曲がる(改良型コネクター)1
- 4L60-E/4L65-E の 2→3 変速・惰行 3→2 変速時のコツンという音1
- 4LO でパーキングに入れるときのギヤ鳴り(正常な特性)1
- 車両後部からの冷却水漏れ(補助ヒーターホースのクイックコネクター)1
- 燃料計が P・N レンジで下がる/空を指す(正常な特性)1
- タイヤ・積載情報ラベルの積載重量の誤記(リコール 05V-552)1
対処の記載がない原因(18種)
記録が原因として挙げているものの、対処(点検・修理)が技術文書にも記録にも書かれていない原因です。押すと、その原因を挙げる記録を読めます。
技術文書に対処法あり記録のみ(技術文書なし)丸の大きさ・線の太さ・数字は、該当する記録の件数です(可能性の高さではありません)。
FaultCrate・GMC Yukon 2000–2006・2006
原因の候補(技術文書に対処法あり)
ハイドロブーストとパワーステアリング(油圧の共用)
一部の車両は、ハイドロブーストのハウジングのリリーフバルブ穴が規格外のまま製造された。
油圧ブレーキブースターのアキュムレーターが、通常の使用条件で割れてハイドロブースト ASSY から外れることがある。
対処法
- SIにある「Power Steering System Test」を行い、診断の結果に基づいて必要な修理をする。
- 670ギヤボックスかどうかは、スタブシャフトハウジングを固定する取付ボルトを見て判断する。670ギヤボックスは取付ボルトが3本だけである。
- この PI 文書は、「parking lot type maneuvers」(駐車場での取り回しのような操作)で操舵が重いという申し出があった時に Power Steering Test Procedures で車両を診断するよう整備士に指示していた。試験に合格すれば作業は不要で、GM はこれを通常の現象とみなした。
- 販売店はハイドロブーストのリリーフバルブを交換する。
- 販売店はハイドロブースト ASSY の作動を点検し、不合格なら交換する。
- 販売店は油圧ポンプを交換する。
注意:ポンプが作動しないと操舵力とブレーキの踏力は増すが、操舵や減速がまったくできなくなるわけではない。
必要なもの
- 交換部品・材料
- ハイドロブーストのリリーフバルブ
- ハイドロブースト ASSY(作動の点検に通らない場合)
- 油圧ポンプ
- パワーステアリングホース(該当する日付コードのもの)
- パワーステアリングギヤ 88965542、ユニオンフィッティング 26025709、インレットの O リングシール 26001594(C/K 1500 series だけ)
- 交換用のプレッシャーコントロールバルブ PN 26095470(ユーザーの状況によって、操舵のアシストを増やすために使える)
文書に書かれている部品番号
88965542Gear, Steering (Remanufacture)RockAuto で番号を探す(社外品の候補) ↗ウェブで探す ↗
後継の番号: 19330495GMPartsGiant の記載(2026-10-06 確認) ↗RockAuto で番号を探す(社外品の候補) ↗ウェブで探す ↗
26025709Fitting,P/S PumpRockAuto で番号を探す(社外品の候補) ↗ウェブで探す ↗
26001594Seal,P/S Fluid Cooling Pipe(O Ring)RockAuto で番号を探す(社外品の候補) ↗ウェブで探す ↗
番号は文書に印字されたとおりです。品名と後継の番号は、GM ではなく、純正部品の販売店 GMPartsGiant のページに書かれている内容です。社外品の互換はここでは確かめていません(番号で探すリンクだけです)。発注の前に、車両(VIN)で適合を確認してください。
- 作業時間
- 記載なし
- 特殊工具
- 記載なし
- 診断機の操作
- 記載なし
技術文書に書かれているものだけです。「記載なし」は、不要という意味ではありません。
記録での結果
- 配管:交換 3件
- パワーステアリングポンプ:交換 3件
- パワーステアリングの配管:交換 1件
エビデンスを見る(技術文書 2件・記録 7件)
技術文書からの引用
一部の車両は、ハイドロブーストのハウジングのリリーフバルブ穴が規格外のまま製造された。
SOME OF THESE VEHICLES WERE PRODUCED WITH AN OUT-OF-SPECIFICATION BRAKE HYDRO-BOOST HOUSING RELIEF VALVE BORE.
NHTSA (recall summary text as published by NHTSA)
バルブの O リングが破損することがあり、制動中や駐車時の操舵力がわずかに重くなることがある。
CONSEQUENTLY, THE VALVE O-RING SEAL MAY FRACTURE. STEERING EFFORTS MAY BE SLIGHTLY INCREASED WHILE BRAKING OR PARKING.
NHTSA (recall summary text as published by NHTSA)
販売店はハイドロブーストのリリーフバルブを交換する。
DEALERS ARE TO REPLACE THE HYDRO-BOOST RELIEF VALVE.
NHTSA (recall summary text as published by NHTSA)
油圧ブレーキブースターのアキュムレーターが、通常の使用条件で割れてハイドロブースト ASSY から外れることがある。
THE HYDRAULIC BRAKE BOOSTER PRESSURE ACCUMULATOR MAY CRACK AND SEPARATE FROM THE HYDRO-BOOST ASSEMBLY DURING NORMAL OPERATING CONDITIONS.
NHTSA (recall summary text as published by NHTSA)
メーカーの文書
- パワーステアリングホース破損のリコール 05086A 2005-05-10
苦情に書かれた原因や結果は、所有者の判断や販売店からの伝聞であり、確認された事実ではありません。
FaultCrate が公開の記録と技術文書から整理したものです。原因の判断と整備の方針は、車両を確かめたうえで整備する方が行ってください。件数は記録の数で、故障率ではありません。

