GMC Yukon ユーコン 2000–2006
考えられる原因
図にない原因(26件)
- 燃料タンクの漏れ、設計・製造4
- パワーウインドウの故障、電気的な不良8
- シートバックの緩み・ずれ4
- ステアリング中間シャフトの異音(コトコト音)9
- パワーステアリングポンプの故障4
- ステアリングギヤボックスの故障1
- トランスミッションの故障、詰まり・汚れ9
- リアアクスルの故障、摩耗2
- アクスルの漏れ1
- フロント遊星ギヤセットの破損1
- リアシートオーディオ/リア空調の操作部が作動しない(コンソールではなく RSA を交換)1
- Reduced Engine Power(スロットルボディのコネクター・配線・アース)1
- ヘッドランプ・パークランプ点灯でトレーラーブレーキが掛かったままになる(ブレーキコントローラーのジャンパーハーネス)1
- 配線の電気的な不良、破損6
- バッテリーの漏れ、破損5
- ブロアレジスターとコネクターの過熱2
- リア空調のカチカチ音・リアの温度やモードが変えられない(DTC B0434/B3764、リア HVAC コントロールモジュール)1
- シートヒーターの過熱、電気的な不良6
- エアコンコンプレッサーの故障2
- シリンダーヘッドの亀裂(Castech 製)による冷却水の減少4.8L・5.3L のみ4
- アクセルペダルが重い・スロットルボディの固着(清掃とブレード調整)4.8L・5.3L・6.0L のみ1
- スロットルボディの故障、詰まり・汚れ4
- アクセルペダルの破損1
- Firestone Wilderness LE タイヤのトレッド剥離(リコール 01T-001)1500 のみ3
- ボルトの破損4
- 排気系のポン・ピンという音(ヒートシールドを交換)3
対処の記載がない原因(37種)
記録が原因として挙げているものの、対処(点検・修理)が技術文書にも記録にも書かれていない原因です。押すと、その原因を挙げる記録を読めます。
- エアバッグ・シートベルト
- エアバッグの故障、設計・製造(5件)エアバッグセンサーの故障、腐食(4件)シートベルトリトラクターの故障、破損(3件)シートベルトバックルの故障(1件)サイドエアバッグの電気的な不良、故障(1件)
- 計器・灯火
- 電球の故障、電気的な不良(4件)
- ボディ・ドア・内装
- ロック機構の破損、設計・製造(3件)
- サスペンション・ホイール・タイヤ
- ボールジョイントの破損(1件)ショックアブソーバーの故障(1件)
- トランスミッション・駆動系
- デファレンシャルの破損(1件)プロペラシャフト(driveshaft)(1件)
技術文書に対処法あり記録のみ(技術文書なし)丸の大きさ・線の太さ・数字は、該当する記録の件数です(可能性の高さではありません)。
FaultCrate・GMC Yukon 2000–2006・所有者の苦情
原因の候補(技術文書に対処法あり)
ブレーキパイプの腐食・破裂
ブレーキパイプは鋼と銅の構造で、外の環境にさらされるとガルバニック腐食(異種金属の接触による腐食)を起こしやすい。
NHTSA の判断:破損はパイプ ASSY のほぼ全体に及ぶ過度の腐食を伴っており、腐食の厳しい州で想定される被膜の寿命による劣化とみられる。
見分け方
ブレーキ警告(Service Brake System)
対処法
- NHTSAとGMの車両点検では、うろこ状・剥離状の腐食は肉厚減少の始まりを示すものとして下から2番目の評価(2)、漏れまたは修理・交換済みのパイプがある車両は最低の評価(1)とされた。
- GMの指摘:剥離状の腐食が進んだパイプは、車両から外して腐食を落とし、切断して残りの肉厚を見なければ、残寿命を含めた評価はできない。
- 点検では、腐食が目視で特にひどい特定の箇所は見つからず、車両間に共通するパターンもなかった。
- 故障車両の整備記録からも、修理箇所は特定の位置や特定のパイプに限られていない。
- GM の推奨:パイプが 1 本でも漏れているか、交換が要るほど腐食していれば、パイプ一式を交換する。
- 2013年6月28日、GM は 1999–2007年式 GMT800 のピックアップとユーティリティ車のブレーキパイプ補修用に、新しい部品番号 66 点を出した。
注意:修理記録の分析では、ユーザーは破損した回路だけの修理を選ぶことが多い。
必要なもの
- 交換部品・材料
- ブレーキパイプ一式(いずれかのパイプが漏れている、または交換が要るほど腐食している場合。GM の推奨)
- GM のブレーキパイプのキット(成形・フレア加工済みのパイプ一式。ブレーキパイプ ASSY 全体を交換するとき用)
- 作業時間
- キットでの作業:4.5〜6.0 時間(車両の構成による。October 2014 版の TSB の目安)
- チューブを現車に合わせて成形・フレア加工する場合:約 8.5 時間(基準の見積り)
- 特殊工具
- 記載なし
- 診断機の操作
- 記載なし
技術文書に書かれているものだけです。「記載なし」は、不要という意味ではありません。
記録での結果
- ブレーキパイプ:交換 27件(直ったと記載 3、結果の記載なし 24)
- ブレーキパイプ:修理 4件(結果の記載なし 4)
- ブレーキローター:交換 2件(結果の記載なし 2)
そのあとの作業
- ホイールスピードセンサーの交換では収まらず、そのあとブレーキローターを交換 1件(直らなかったと記載 1)記録1
所有者の苦情に書かれた経過です。苦情は直らなかったときに出されやすく、件数は作業が効く割合を示しません。
外の情報(技術文書・記録のほかに書かれていること)
読んだ4つのページのうち Yukon が出てくるのは、2004年式 Yukon の題のスレッドにまとめられた投稿の1文だけで、投稿者の車種・年式も修理後の様子も書かれていない。ほかは 2000年式 Tahoe、Hummer H2(年式の記載なし)、Silverado の記録で、Silverado のスレッドは質問と助言だけで修理の結果は書かれていない。
- Car Talk Community の 2000年式 Tahoe の所有者の記録と、2CarPros の 2004年式 Yukon の題のスレッドにまとめられた投稿1件(投稿者自身の車種・年式の記載はない)は、どちらも車両の後ろ側へ向かうブレーキパイプを交換したと書いている。 Car Talk Community2CarPros
- スカイオートは、Hummer H2(年式の記載なし)で左フレームの上を通るフロント左右のブレーキパイプに腐食で穴があいてフルードが漏れており、部品の供給が無いので、腐食した区間を切り取って汎用のパイプから作り直した、と書いている。 スカイオート(埼玉)
- Car Talk Community の 2000年式 Tahoe(125,000マイル(=201,168 km))の所有者は、Pep Boys が自店では作業できないとしたうえで費用は1,500〜2,000ドルほどと言い、販売店は3,000ドル(錆がほかにも見つかれば上がりうる、鋼のパイプは手作りになるとの説明)と見積もり、最後は独立系の工場が運転席のあたりから後ろのパイプを替えて、修理代は1,600ドルだった、と書いている。 Car Talk Community
- 同じ 2000年式 Tahoe の所有者は、燃料タンクの上を通るパイプに届くためにタンクを降ろすことになり、戻すときに腐食していた燃料パイプも壊れた、と書いている。 Car Talk Community
- 2CarPros の 2002年式 Silverado の題のスレッドには、2000年式 Silverado だという投稿者が、マスターシリンダーから ABS までの腐ったパイプを替える途中でフレームより上のフロント側のパイプがすべて崩れ、どのパイプが ABS のどの口につながるか分からなくなった、と書いている。同じスレッドの回答者の一人は、鏡で ABS ユニットに F か R の刻印がないか見てみる手もあると書いている。 2CarPros
上の文は、公開されている整備工場のページや Q&A サイトを読み、書かれている事実を FaultCrate の言葉で書いたものです(各ページの文章は載せていません。別の読み手がページと突き合わせています)。車種が違う記録は、その車種を書いています。Q&A は質問と助言で、直った結果まで書かれていないものがあります。下は探す先のリンクで、読んでいないページの中身は確かめていません。
読んだページと、ほかに探す先(11件)
整備工場の作業記録
- ハマーH2 ブレーキパイプ修理スカイオート(埼玉)、Hummer H2、2023
修理の動画
- Chevy Tahoe Suburban / GMC Yukon Brake Line Replacement HighlightsYouTube、Chevy Tahoe / Suburban / GMC Yukon、英語、読んでいない
- 1999-2006 Yukon / Tahoe / Suburban front to rear axle brake line replacement tip!YouTube、Yukon / Tahoe / Suburban 1999-2006、英語、読んでいない
- Chevy brake line replacement GMC Yukon Silverado Suburban Tahoe 2000 /upYouTube、GMC Yukon / Silverado / Suburban / Tahoe 2000 and up、英語、読んでいない
- Rusted out brake lines on Chevy, GMC, Avalanche, Yukon, Tahoe, SuburbanYouTube、Chevy / GMC / Avalanche / Yukon / Tahoe / Suburban、英語、読んでいない
- DIY Brake line replacement 1999-2007 Chevy Silverado 1500 with routing diagram for all 5 solid linesYouTube、Chevy Silverado 1500 1999-2007、英語、読んでいない
- How to Replace Rusted GM brake linesYouTube、車種の記載なし、英語、読んでいない
掲示板・Q&A
- 2000 Chevy Tahoe brake linesCar Talk Community、2000 Chevy Tahoe、2014、英語
- 2004 Gmc Yukon How Do I Bleed the Brakes2CarPros、2004 GMC Yukon、2012、英語
- 2002 Chevrolet Silverado Replacement Brake Lines2CarPros、2002 Chevrolet Silverado、2009、英語
- replacing factory steel brake linestahoeyukonforum.com、車種の記載なし、英語、読んでいない
エビデンスを見る(技術文書 1件・記録 157件)
技術文書からの引用
NHTSA の調査の対象は、融雪剤を使う州の 1999–2003年式 GM C/K ピックアップと SUV。
Products: 1999-2003 GM C/K pickup trucks and SUVs in Salt Belt states
NHTSA ODI 2015-04-08
GMT800 プラットフォームに含まれるのは、1999–2007年式 Silverado・Sierra の 1500・2500・3500 ピックアップ、2000–2006年式 Suburban・Tahoe・Yukon、2002–2006年式 Escalade・Avalanche。
The GMT800 platform includes the following vehicles: 1999-2007 Chevrolet Silverado and GMC Sierra 1500, 2500 and 3500 series pick-up trucks; 2000-2006 Chevrolet Suburban, Chevrolet Tahoe and GMC Yukon sport utility vehicles; and 2002-2006 Cadillac Escalade and Chevrolet Avalanche sport-utility vehicles.
NHTSA ODI 2015-04-08
腐食したブレーキパイプは、ブレーキを踏んだときに破裂することがあり、ブレーキの効きが落ちる。
Brake line corrosion may result in rupture during brake application, resulting in reduced brake effectiveness.
NHTSA ODI 2015-04-08
ブレーキパイプは鋼と銅の構造で、外の環境にさらされるとガルバニック腐食(異種金属の接触による腐食)を起こしやすい。
The steel-copper construction is vulnerable to galvanic corrosion if exposed to the environment.
NHTSA ODI 2015-04-09
記録
- 12か月以内のブレーキライン故障の再発 所有者の苦情 2016-07-16
- 下り坂でのブレーキ操作時に右後部ブレーキラインが破裂 所有者の苦情 2014-07-08
- ブレーキラインと車輪速センサーの腐食によるABS誤作動の報告 所有者の苦情 2017-09-08
- 制動時のブレーキペダル沈下とブレーキライン破損の報告 所有者の苦情 2017-02-07
- 走行中にブレーキが完全に失効 所有者の苦情 2015-07-28
苦情に書かれた原因や結果は、所有者の判断や販売店からの伝聞であり、確認された事実ではありません。
FaultCrate が公開の記録と技術文書から整理したものです。原因の判断と整備の方針は、車両を確かめたうえで整備する方が行ってください。件数は記録の数で、故障率ではありません。

