トランスミッション・駆動系年式の記載なし業界の技術資料
4L60-E/4L65-E のロックアップ制御弁の穴の摩耗(P1870)
4L60-E・4L65-E・4L70-E 搭載車。出典はこの車種の年式を示していない。
FaultCrate・4L60-E/4L65-E のロックアップ制御弁の穴の摩耗(P1870)
これにより、多くの場合TCCスリップが過度になるためコードP1870および/またはP0894が設定される。
PWMおよびEC3ユニットの調整弁の連続振動は時間経過とともにボアを摩耗させ、アプライ圧が排出される。
対処法
- 調整弁ボアが摩耗するにつれて、スリップを範囲内に保つために必要なデューティサイクルが増加する。
- TCC問題は、スキャンツールでデューティサイクルを監視することにより、コードが設定される前に発見されることが多い。
- Sonnaxの製品によれば、摩耗したTCC調整弁ボアはTCC調整弁およびアイソレーター弁キット77754-04K(OEアプライレート)または77754-03K(増加アプライレート)をインストールすることにより復旧される。
放置すると
- これはTCC関連スリップコードP1870およびロックアップコンバーター過熱の主な原因である。→ トルクコンバーター
- 排出されるアプライ圧はまたラインプレッシャーを低下させ、その結果ロックアップクラッチが焼損する可能性がある。→ トランスミッションクラッチ
注意
- 調整弁を700-R4の内側ポンプスライドスプリングでブロッキングするとコードは消えるが、その原因となったボア摩耗は消えない。
- TCC調整弁またはアイソレーター弁をブロッキングしてはならない。
対象
- GM 4L60-E、4L65-E、4L70-Eユニットでは、OE弁の振動がTCC調整弁ボアを大きく摩耗させ、調整されたロックアップアプライ圧が排出される。
エビデンスを見る(出典 3件・引用 10か所)
| 文書 | 発行元 | 日付 |
|---|---|---|
| [1]TCC Regulator & Isolator Valve Kit 77754-03K ↗ | 業界の技術資料Sonnax (product page) | — |
| [2]20 Years Later: What's New with 4L60-E PWM Modifications ↗ | 業界の技術資料Sonnax | 2014-12-09 |
| [3]All Over the Map: Attacking 4L60/E Burnt 3-4 Clutches with Confidence ↗ | 業界の技術資料Sonnax | 2018-06-06 |
対象GM 4L60-E、4L65-E、4L70-Eユニットでは、OE弁の振動がTCC調整弁ボアを大きく摩耗させ、調整されたロックアップアプライ圧が排出される。
In GM 4L60-E, 4L65-E and 4L70-E units, severe wear of the TCC regulator valve bore is caused by oscillation of the OE valve allows regulated converter apply pressure to exhaust.— [1] product description
原因・仕組みPWMおよびEC3ユニットの調整弁の連続振動は時間経過とともにボアを摩耗させ、アプライ圧が排出される。
A common problem with PWM and EC3 units is caused by continuous oscillation of the regulator valve, which creates bore wear over time that allows critical apply pressure to exhaust.— [2]
症状これにより、多くの場合TCCスリップが過度になるためコードP1870および/またはP0894が設定される。
This often results in the setting of code P1870 and/or P0894 due to excess TCC slip.— [2]
放置するとこれはTCC関連スリップコードP1870およびロックアップコンバーター過熱の主な原因である。
This is a primary cause for TCC-related slip code P1870 and overheated converters.— [1] product description
放置すると排出されるアプライ圧はまたラインプレッシャーを低下させ、その結果ロックアップクラッチが焼損する可能性がある。
Exhausting apply pressure also diminishes line pressure, which can result in burnt clutches.— [1] product description
点検方法調整弁ボアが摩耗するにつれて、スリップを範囲内に保つために必要なデューティサイクルが増加する。
as the regulator bore wears, the duty cycle required to keep slip in the appropriate range increases.— [2]
点検方法TCC問題は、スキャンツールでデューティサイクルを監視することにより、コードが設定される前に発見されることが多い。
You often can spot TCC problems before they trigger codes by monitoring duty cycle with a scan tool.— [2]
注意調整弁を700-R4の内側ポンプスライドスプリングでブロッキングするとコードは消えるが、その原因となったボア摩耗は消えない。
Transmission builders quickly realized they could eliminate these codes (but not the bore wear that caused them) by blocking the regulator valve with an inner pump slide spring from a 700-R4— [2]
注意TCC調整弁またはアイソレーター弁をブロッキングしてはならない。
Never block the TCC regulator or isolator valves.— [3]
修理Sonnaxの製品によれば、摩耗したTCC調整弁ボアはTCC調整弁およびアイソレーター弁キット77754-04K(OEアプライレート)または77754-03K(増加アプライレート)をインストールすることにより復旧される。
If the TCC regulator valve bore is worn, the only way to restore the valve bore and prevent pressure loss is to install Sonnax TCC regulator and isolator valve kit 77754-04K (OE apply rate) or 77754-03K (increased apply rate).— [2]
FaultCrate が公開の記録と技術文書から整理したものです。原因の判断と整備の方針は、車両を確かめたうえで整備する方が行ってください。件数は記録の数で、故障率ではありません。
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